AJFの活動

アフリカンキッズクラブ
親子でアフリカの文化を楽しもう〜コンゴ民主共和国編〜

アフリカンキッズクラブは、在日アフリカンファミリーやアフリカの文化に興味のある子どもたちの交流をはかるイベントを企画し、運営しています。会員制ではありません。どなたでも参加可能です。

12月2日(日曜日)、池袋にあるNPOみらい館大明の音楽室にて、アフリカンキッズクラブ「親子でアフリカの文化を楽しもう〜コンゴ民主共和国編〜」 を開催しました。コンゴ民主共和国出身のプロミュージシャンであり、日本でも大活躍中のムクナ・チャカトゥンバさんに先生をお願いしました。

参加者は、親子15組(子ども19人、おとな17人)とこれまでにないにぎわいとなりました。 12月、外は冬晴れの気持ちのよいお天気。12:30からスタッフで準備を始め、13:00を回ったころから、早速数組の親子が来てくれました。 その後、続々とみなさんが来店。あっという間に会場はにぎわい、早速子どもたちのかけっこが始まりました。 受付では、世界地図にみんなの名前を貼りました。自分のルーツのあるところに名前を貼りました。世界中にみんなのルーツがあることがわかりました。

参加者のみなさんの自己紹介から始まりました。お互いが分かったところで、まず始めは、ムクナさんのコンゴについてのお話です。 地図や写真を使ったムクナさんのアフリカについてのお話にみんな親子共々、興味津々でした。 ムクナさんは、子供たちに「アフリカはどこ?お父さんの国はどこ?」と質問。みんな積極的に楽しそうに答えていました。 一番盛り上がったのは、コンゴにしかいないという動物の写真をムクナさんが見せたときです。小学生の参加者が、見事に名前を当てました。 その動物は「オカピ」です。子供たちはオカピの珍しい、かわいい姿に大喜びでした。

次はマラカス作り。ペットボトルやペーパーの芯に、豆やお米やどんぐり、木の実などを思い思いに入れて、 お母さんも子供と一緒に自分のオリジナルのマラカス作りに熱中! 中にはビーズを入れたり布を巻いたりして、工夫を凝らしたカラフルなマラカスも出来上がりました。 真剣になって、時間も忘れてしまうほどでした。

続いてムクナさんのジェンベの演奏です。ムクナさんのリズム感溢れる素晴らしい演奏に、みんな聞き入っていました。 ムクナさんのかけ声で、みんなも一緒に演奏に合わせて自慢のマラカスをシャンシャン! 次に、おとなもスタッフも一緒になって、みんなでダンスを踊りました。 最初はぎこちなかったけれどみんなすぐにステップを習得し、のびのびとダンスを楽しんでいました。子供も大人もみんな笑顔で盛り上がりました!

ダンスが終わると子供たちはムクナさんのリードで、アフリカのゲームで楽しみました。 歌をうたいながらみんなを指さしていきます。最後に指を差された子どもは輪の外にでます。 そうやって最後に誰が残るか?はらはらどきどきのゲームに大はしゃぎでした。最後に勝ち残った子どもに、プレゼントが渡されました。

最後にみんなで、ムクナさんの奥さんが作ってきてくれたドーナツとフライドバナナを食べ、ジュースを飲みながらお話しをして、 おなかいっぱいになって16:00ちょうどに終了しました。ドーナツとバナナはとても好評でみんなたくさんお代わりをしていました。 パイナップルジュースには、コンゴ民主共和国式に、少しジンジャーを入れます。子どもたちは、すこし大人びた味を試して喜んでいました。 おとなも「喉ごしが爽やか!」と大評判でした。
今回は盛りだくさんのプログラムで、参加人数も多くとても盛り上がり、みんな楽しんでいて本当に良かったです。 子供だけでなくお母さんたちも楽しそうに参加していたのが印象的でした。 子供たちの体力、エネルギーに毎回圧倒されますが、子供たちの笑顔を見ているとなんだかうれしくなり、楽しくなります。 スタッフとしてまだまだ至らない面があり課題も残りましたが、次回に生かしていきたいと思います。 早くも、3月に行われる次回のアフリカンキッズが楽しみです! (アフリカンキッズクラブ・インターン、山田尚美)

▲このページのTOPへ