AJFの活動

「おしゃれなアフリカに触れよう! アフリカの服、アート、食べ物」報告
おしゃれ心はいつまでも

アフリカンキッズクラブは在日アフリカンファミリーやアフリカの文化に興味のある子どもたちの交流をはかる企画です。

【国際交流基金日本で実施される異文化理解促進事業】

2010年2月14日(日)、「おしゃれなアフリカに触れよう」と題して今年度最後のイベントが開催されました。

今回はアフリカ理解プロジェクトの方々とガールスカウトの皆さんが中心となっての企画でした。女性(女の子)としては“おしゃれ”と聞いて興味深々。会場に入った時、華やかな民族衣装をきた人達が目に飛び込んできて気分がいっそう盛り上がります。

まずはガールスカウトの皆さんによる劇です。「コーヒーの始まりの物語」というもので、参加型の劇でした。エチオピアが世界中のコーヒーの起源になっている(一説)ということを知りエチオピア産コーヒーを味わいたくなりました。でも最初はコーヒーの赤い実を食べたというのですから、その実もとっても気になる!飲むコーヒーとはまた違った味わいだろうな。。。探してみればもっと多くの種の起源が発見できそうなアフリカの可能性を感じました。

子供達がクラフトやゲームに熱中しているあいだ、大人向けのミニ講座ではジンバブエの教育事情について説明がありました。ハイパーインフレや独裁政治など正直あまりいい印象をもっていなかった私ですが、意外にも識字率の高さに驚かされました。教育制度はイギリスのものが色濃く残されており時間割のなかに“ティータイム”とあったのが驚きでした。ひとりの親として、将来の国作りを担う人材が育つことを願わずにはいられませんでした。

そしてお待ちかねカンガの着方とファッションーです。色々な模様のカンガを1枚、2枚と着付けてもらいお披露目です。多様な着付け方がありお互いに見あいながら「素敵!かわいい!夏に使えそう、これどう結んでいるの」などと言いながら思い思いの格好が完成しました。カンガの模様もさることながら、そこに書かれたメッセージ(カンガセイイング)もおしゃれに着こなしてしまおうという発想がなかなかのものです。カンガ選びに熱がはいってしまいそうな女心をくすぐる新発見でした。

これまでの企画では西アフリカのものが多かったですが、今回東アフリカのことを知る機会になって改めてアフリカの多様性を実感しました。知ることと比べてみることでより多くの発見ができた日でした。また意外なところで日本とのつながりを知った時、もっと知ってみたいと好奇心が刺激的されるイベントでした。

○参加者アンケートから

  • 子どもが楽しそうなのがうれしかった
  • 子どもも楽しめて、また色々なアフリカを知ることができました
  • おやつがとてもおいしかったです。また、ジンバブエの教育についてのプレゼンが勉強になりました。
  • 在日アフリカンファミリーの方と、日本で暮らしていくことについていろいろと話し合える企画を期待。
  • 大人向けのものも企画してくださるとうれしいです。

○次回イベント、今後の予定

  • 来年度企画会議:2010年3月13日(土)に開催します。関心のある方は、AJF事務局へ連絡ください。
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