食料安全保障研究会の課題
「食料安全保障研究会とは」で示したように、食料安全保障研究会は当面の研究課題を以下のように定めている。
1、 2003年の第3回TICADに、AJFとしての提言のなかで重点として掲げたように、多様なアフリカの営農体系にそった土壌改善、肥沃度回復の方策の検討。
2、 小農民の参加によるアフリカ現地の農業普及活動の構築に関する検討。
3、 多様で健康的な住民の食生活を可能とする条件の追求。
4、 これらを支える国際的環境整備。
食料安全保障研究会独自の取り組み
食料安全保障研究会は上に掲げた研究課題のうち、「2、小農民の参加によるアフリカ現地の農業普及活動の構築に関する検討。」「3、多様で健康的な住民の食生活を可能とする条件の追求。」「4、これらを支える国際的環境整備。」の観点から、次のようなテーマに独自に取り組んでいる。
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流通・販売
(2004年7月25日 セミナー「アフリカ食料問題の構図」 案内) -
加工・貯蔵
(2006年9月28日 セミナー「アフリカの都市に対する食料供給問題−ウガンダにおける実態調査より」 報告)
(2006年9月28日 セミナー「アフリカの都市に対する食料供給問題−ウガンダにおける実態調査より」 報告)
(2007年5月18日 セミナー「西アフリカ地域経済発展の可能性についての研究〜農産物加工・製造業による農村経済向上の意義と方法論〜」 報告)
(2008年10月28日 セミナー「東アフリカにおける食料流通の新しい動き」 案内)
(2007年5月18日 セミナー「西アフリカ地域経済発展の可能性についての研究〜農産物加工・製造業による農村経済向上の意義と方法論〜」 報告)
(2008年10月28日 セミナー「東アフリカにおける食料流通の新しい動き」 案内)
アフリカが直面しているテーマ
2008年の世界食料危機以降、アフリカは以下のような問題に直面している。
これらは、食料安全保障研究会は上に掲げた研究課題である「4、これらを支える国際的環境整備。」の観点からみると、住民の自発的な努力の可能性を奪うようなものであると考えられる。
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農地争奪
アフリカNOW No.86 「アフリカでも進行する国際的な農地取引 誰にとってのチャンスなのか」 -
遺伝子問題
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ABS(Access to Benefit Sharing)
アフリカNOW No.89 「漢方とアフリカの伝統医療の橋渡しをして」Obossou Kochole Etienne -
遺伝子組み換え作物(GM作物)導入
(2005年7月23日 セミナー「遺伝子組み換え作物・食品をめぐる国際的な情勢」 報告) -
砂漠化
環境省/地球環境・国際協力 砂漠化対策 http://www.env.go.jp/earth/shinrin/sabaku/index_1_1.html
アフリカNOW No.86 FAOプレスリリース「アフリカでの土地取得は貧しい人々にとってリスクとなる」
「オポス神父と出会って」小関リナ)
(2005年10月22日 セミナー「遺伝子組み換えとアフリカの農業・食料支援」 報告)
(2005年7月23日、10月22日セミナー まとめ)
外務省/外交政策 国連砂漠化対処条約 http://www.mofa.go.jp/mofaj/gaiko/kankyo/sabaku/index.html