AJFの活動

外務省主催「NGO研究会」
保健と教育分野のMDGs達成に向けたユニセフとNGOのパートナーシップ構築をめざして

2007年度、アフリカ日本協議会は外務省からNGO研究会を受託しました。テーマは「保健分野におけるNGOと国際機関の連携」です。

世界の子どもをめぐる状況は深刻です。サハラ以南アフリカでは、10人に1人の子どもが、1歳未満で亡くなっており、初等教育を受けられない子どもも10人に4人にのぼります(ユニセフ世界子ども白書)。貧困が、弱い立場に置かれている子どもたちを直撃しています。

2000年に国際社会が合意した「ミレニアム開発目標」は、2015年を期限に、世界の貧困の解消のために全力を尽くそうというものです。子どもの教育や保健の改善は、「ミレニアム開発目標」の中でも重要な部分を占めています。

子どもに関わる「ミレニアム開発目標」を実現するために、ユニセフを始めとする国連機関や国際機関、各国政府、市民社会・NGOは、協力して努力を進めています。

子どもの置かれた状況の改善、世界の貧困への取り組みの強化のためには、国際的な政策の強化も必要です。来年北海道で開催されるG8サミットに向けた市民社会の働きかけも始まっています。

ゲストにユニセフの西・中央アフリカ地域事務所長エスター・グルマさん(Esther Guluma)、ワールド・ビジョン・ジャパンの浅野恵子さん、教育協力NGOネットワークの三宅隆史さんをお迎えし、世界の子どもの状況改善に向けたユニセフとNGOの努力と連携のあり方について討議します。

プログラム

○基調講演:ユニセフ西・中央アフリカ地域事務所長 エスター・グルマ氏
○NGOからの発言:
(特活)ワールド・ビジョン・ジャパン 浅野恵子氏
教育協力NGOネットワーク 三宅隆史氏
○パネル・ディスカッション&質疑応答
早稲田大学大学院アジア太平洋研究科准教授
早稲田大学アフリカ研究所所長 勝間靖氏
モデレーター:岩附由香氏、(特活)ACE

■シンポジウム詳細■

世界の子どもたちによりよい保健と教育を!!〜保健と教育分野のMDGs達成に向けた ユニセフとNGOのパートナーシップ構築をめざして〜

  • 日 時:2007年9月26日(水)16:00〜18:30
  • 場 所:国連ハウス5F コミッティールーム2/3
  • 主催:外務省(NGO研究会:NGOの保健分野における国際機関との連携)
  • 事務局:(特活)アフリカ日本協議会、担当:稲場雅紀(国際保健部門プログラム・ディレクター)
    TEL:03-3834-6902、Email:ngo.kenkyukai@gmail.com
  • 申 込:@お名前 Aご所属(あれば) B連絡先 Cご関心分野 Dコメント を明記の上、文末のメールかお電話でお申し込み下さい。ngo.kenkyukai@gmail.comまでお申込ください。(担当:稲場)

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