アフリカ初の政府によるREDD+プロジェクトでの炭素排出権販売始まる
mongabay.comの記事を、AJFが要約して翻訳・紹介するものです。引用する際には、原文にあたってください。
Credits from first African government-backed REDD+ project go on sale
アフリカ初の政府によるREDD+プロジェクトでの炭素排出権販売始まる
mongabay.com 2013年9月17日
マダガスカル東北部に設定された炭素排出権が認定され、炭素排出権の自由市場で販売が始まっている。このREDD+プロジェクトの主なオーガナイザーのWCSのおかげで、危機に直面していた熱帯林、およそ40万ヘクタールが保護されることになる。選挙によって選出された大統領をその座から追った2009年のクーデター後、このエリアでは違法伐採が増えている一方だった。このエリアを保護することにより、米国モンタナ州の年間排出量にあたるい量を減らすことができる。排出削減とともに、炭素排出権の売りあげの5割は地元のインフラに使われ、12種類以上の絶滅危惧種が保護されることになる。
Credits from first African government-backed REDD+ project go on sale
mongabay.com 2013年9月17日
Carbon credits from Northeastern Madagascar have now been certified for sale on the voluntary carbon market. The Wildlife Conservation Society , the main organizer of the REDD+ project helped to protect approximately 400,000 hectares of endangered rainforest from destruction. The area is prone to illegal logging which has only accelerated after the 2009 coup that took out Madagascar's democratically elected president. Protecting this area can reduce annual emissions equivalent to the US state of Montana. Along with reduced emissions, 50% of carbon credit sales will go directly to local infrastructure and help protect more than a dozen at-risk species.
独立行政法人環境再生保全機構より平成24年度地球環境基金助成金を受けて実施した「アフリカの熱帯林の環境保全と日本をつなぐ生物多様性保全の教育・普及活動」のフォローアップの一環としてこのページを作成し、公開しています。