アフリカ熱帯林の現状と日本との関係

ガボン軍が密猟者1名を殺害、34名をゾウの公園付近にて逮捕


Reutersの記事を、AJFが翻訳・紹介するものです。
引用する際には、原文にあたってください。
Gabon troops kill poacher, arrest 34 others near elephant park

ガボン軍が密猟者1名を殺害、34名をゾウの公園付近にて逮捕


Reuters 2013年11月19日

(ロイター)火曜日、政府は、絶滅危惧種の森林ゾウの棲息地である国立公園付近で、ガボン軍の兵士たちが1名の密猟者を殺害し、その他34名の違法ハンターらを逮捕したと発表した。

大統領府の声明によれば、11月10日と11日、軍隊は北方のカメルーン国境付近まで密猟者らを追跡し、銃撃戦の最中で密猟者らのうちの一人を射殺した。

さらに、兵士たちは、金の採掘も行っていた密猟者らが利用するキャンプで、それぞれ一頭のゾウとヒョウの死骸を発見したという。

森林が大変多いアフリカ中央部のこの国は、世界全体で100,000頭が残るうちの約半分にあたると考えられる国内の森林ゾウを守るべく戦っている。

政府は2月、その堅く真っ直ぐな牙が象牙ディーラーによって珍重される森林ゾウが、ミンケベ公園内で2004年以来およそ11,000頭殺害されたと報じた。

多くがアフリカ原産で、一部アジアで増大する需要によって焚付けられている数十億ドル規模の野生生物取引を抑止するべく、他の国々も努力を重ねている。

7月には、バラク・オバマ米大統領が野生生物取引に対抗するための大統領令に書名した。 ケニアとフィリピンもまた密輸品の象牙のストックを処分した。



独立行政法人環境再生保全機構より平成24年度地球環境基金助成金を受けて実施した「アフリカの熱帯林の環境保全と日本をつなぐ生物多様性保全の教育・普及活動」のフォローアップの一環としてこのページを作成し、公開しています。

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