アフリカ熱帯林の現状と日本との関係

ガボンにおけるゾウの密猟は危機的レベル


Sky Newsが配信したニュースを、AJFが翻訳・紹介するものです。
引用する際には、原文にあたってください。
Gabon Elephant Poaching Hits Crisis Point

ガボンにおけるゾウの密猟は危機的レベル


Sky News 2014年02月12日

アフリカの森林ゾウ(マルミミゾウ)を守る戦いは瀬戸際に立たされている。

英国生まれの動物学者で、マルミミゾウを守る活動家の一人であるLee White教授のように、森林ゾウは「生態的に絶滅した」と考える人々もすでにいる。

White教授の盟友であるガボンのAli Bongo Ondimba大統領は、Sky Newsの独占インタビューの中で、中国の人々に対し象牙密輸に対する「ゼロ・トレランス」を要求すると語った。

ガボンでは過去10年で3分の1のマルミミゾウが失なわれた。

カメルーンとの国境上に広がるミンケベ国立公園内におけるマルミミゾウの死亡率はさらに高い。

ベルギーと同じ面積の密林では、22,000頭いたゾウのうち15,000頭が密猟者によって殺害された。

ゾウたちは象牙目当てに殺され、その象牙はアジア、主に中国のバイヤーに向けて輸出される。

ガボンの国土の85%は熱帯林で、その大きさを上回るのは唯一アマゾンである。

首都のLibrevilleから数マイルの熱帯林の中で、Ondimba氏は、「私たちは、象牙製の箸一対が一頭のゾウの死を意味することを中国の人々に教えなければなりません。」と語った。

首都のLibrevilleから数マイルの熱帯林の中で、Ondimba氏は、「私たちは、象牙製の箸一対が一頭のゾウの死を意味することを中国の人々に教えなければなりません。」と語った。

首都のLibrevilleから数マイルの熱帯林の中で、Ondimba氏は、「私たちは、象牙製の箸一対が一頭のゾウの死を意味することを中国の人々に教えなければなりません。」と語った。

Ondimba大統領は、「ゾウを殺して得られたお金は犯罪グループによって使われ、テロ組織の資金源としても使われています。だか、私たちは皆この殺戮を止めるために何かしなければならないのです。」と語った。

彼は、もし中国の人々が象牙を拒否すれば、アフリカ全土における象牙のビジネス契約に変化をもたらすことが出来るかもしれない、と示唆した。

Ondimba大統領は、「このことについては話をしています」

「中国はパンダのことを気にかけています。私たちは中国の人々に、中国の人々がパンダを気にかけるのと同じように、私たちがゾウを気にかけている、ということが伝わるよう努めなければなりません。」、と述べた。


独立行政法人環境再生保全機構より平成24年度地球環境基金助成金を受けて実施した「アフリカの熱帯林の環境保全と日本をつなぐ生物多様性保全の教育・普及活動」のフォローアップの一環としてこのページを作成し、公開しています。

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