アフリカ熱帯林の現状と日本との関係

Ngounieで象牙の不法取引:司法警察が対応


GABONEWSのニュース「Ivory trafficking in Ngounie: Judicial Police reacts」を、AJFが翻訳・紹介するものです。

Ngounieで象牙の不法取引:司法警察が対応


GABONEWS
2015年1月16日

5人の象牙の売人が10本、合計18kgの象牙の保持により(ガボンの)MouillaとMandjiで司法警察に逮捕された。彼らはガボン人のJean-Yves MboungaとEric Mastiegui Fabrice Dissaguiba、コートジボアール国籍のIdriss Konat、カメルーン人のAmani Assoumiである。12ゲージのショットガン3挺も押収された。

Conservation Justice(*1)の局長は司法警察を賞賛した。「私は、司法警察は2014年に象牙の売人を最も数多く逮捕した部門であると言ったことを間違いとは思わない。そしてこのことは2015年の初めに確証された。彼らは、密猟者を逮捕している他の部門と同様に、明らかに励まされ賞賛をうけるべきである。」

Mouillaの法廷もまた、司法警察の活動を調整し支援することによって、効果的にその役割を果たした。逮捕された売人たちは目下のところ拘留され、彼らの行為について証言しなければならない。象牙の積荷がMandjiから最近Bitamに持ち込まれたことがわかり、介入することが必要とされたのだった。殺されたゾウのうちの何頭かは、Mandjiまで距離が近いムカラバ・ドゥドゥ国立公園のゾウだったと思われる。

この種の不法取引に対する最も重い刑罰は6ケ月の禁固刑と1000万セファーフラン(*2)の罰金であるが、それは象牙の不法取引との闘いにおいて政府がすでに行った努力に比べれば非常に少なく見える。」

野生生物の不法取引は金額で見れば世界の不法取引の第3位か第4位にあたり、象牙は非常に高く売れることを知れば、私達はそれがマネーロンダリング、腐敗、それによる犯罪の成長の分野における深刻な脅威のひとつであると理解できる。ケニアで見られたようにテロリズムもまた象牙の不法取引のおかげで実際に起きることになる。ここから近いカメルーン北部やナイジェリアにおいてもまた同様である。

金、象牙そしてテロリストグループの資金源となる他の物品が、ガボンから供給されていることも大いにあり得る。実際、2014年2月に、ガボンから運ばれた3.8トンの象牙がトーゴで押収された その多くはガボン産だった。2013年には、マレーシアで6トン、香港で2トンの象牙が押収され、これらもまたトーゴ経由で主にガボンとコンゴから入ってきたものであった。」

(*1)Conservation Justiceはガボンにおいて、国全体で野生生物に関する法律の強化とゾウの密猟者や象牙の売人の能力を抑制することによって、ゾウと他の絶滅危惧種を密猟と不法取引から保護することを目指している。 Conservation Justice   http://www.conservation-justice.org/CJ/?lang=en

(*2)1ユーロ=655.957CFAフラン(外務省HPより)


独立行政法人環境再生保全機構より平成24年度地球環境基金助成金を受けて実施した「アフリカの熱帯林の環境保全と日本をつなぐ生物多様性保全の教育・普及活動」のフォローアップの一環としてこのページを作成し、公開しています。

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