アフリカ熱帯林の現状と日本との関係

象牙の密輸がアフリカゾウの存在を脅かしている中国、象牙製品の輸入を1年間禁止


U.S.News のAP通信社のニュース「China bans ivory imports for 1 year as tusk smuggling threatens existence of African elephants 」を、AJFが翻訳・紹介するものです。

象牙の密輸がアフリカゾウの存在を脅かしている中国、象牙製品の輸入を1年間禁止


AP通信社
2015年02月26日

北京(AP) - 中国の国民の象牙製品への巨大な欲求がアフリカゾウの存在を脅かす密猟を煽っていることに批判がある中、中国は木曜日に象牙製品の輸入を1年間にわたって禁止することを発表した。

中国の国家林業局は、公式サイトに投稿した公告で禁止措置を発表し、その中で、いかなる象牙製品の輸入の要請も受理しないと述べている。

報告説明によると、林業局の担当者は、当局は禁止措置がアフリカゾウの象牙の需要を減らし、野生のゾウを保護するために具体的な行動になることを期待していると国営のニュース(Legal Evening News)で語った。同担当者は、一時的な輸入禁止措置で当局がアフリカゾウの保護への効果を評価した上で、今後はさらに効果的な措置をとることができるようになると述べた。

北京では違法象牙に対するキャンペーンが行われているが、中国は密輸象牙の世界最大の輸入国である。昨年6トンの違法象牙が広東省東莞で粉砕処分され、中国の裁判所が違法象牙取引の訴追を強化した。

中国政府はまた、いかなる象牙も国内に持ちこまないよう国民に警告したが、批評家は、多くの中国人がゾウを殺すことによってのみ象牙を得られるという事実を知らないことから、公衆のための啓発キャンペーンが不十分であると言っている。

中国は2008年に象牙の合法的な在庫を輸入した後、象牙をステイタスを象徴する贅沢品とみなす急増中の富裕層で、象牙の需要が急増しており、その高収益が象牙製品の強靭な闇市場を加速的に助長している。


独立行政法人環境再生保全機構より平成24年度地球環境基金助成金を受けて実施した「アフリカの熱帯林の環境保全と日本をつなぐ生物多様性保全の教育・普及活動」のフォローアップの一環としてこのページを作成し、公開しています。

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